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個体差にみる難しさと興味深さ


多くの方のからだを触診していると、ある事実に気がつきます。

それは、教科書に書かれているからだの構造と、実際のからだの構造では異なる場合があること。

そして、骨格や筋肉の形状・硬さが人によって異なるということ。

私たちのからだには、少なからず個体差が存在するんですね。


性差や年齢差、体型によって、ある程度の検討をつけることはできます。これは、基礎ベースの知識があれば可能です。

でも、それだけでは計れないものもあり、臨床経験が必要になってきます。

そして、ある程度同じ人のからだの触診を続けていると、からだの特徴がわかってきます。

髪質にも必ずクセがあるように、きっと美容師・理容師さんも、長く同じ人の髪を触っていれば、その人のクセを理解して、いい風に仕上げてくれると思います。

それと同じことが、私たちの仕事にも言えるんですね。

日本で少なくとも1000万人の腰痛で悩んでいる人がいるなら、1000万通りの症状と、対応があると言ってもいいと思います。

肩こりなら、からだの歪みが関係している場合もあれば、あまり関係ない場合、からだの他の部分の影響がつよい場合があったり。

気が遠くなるような気がしないでもないですが…(^^;)

でも、性格でも同じことが言えるように、個体差があるのは当たり前で、それで社会が成り立っていますからね。セオリーじゃなく、その人を見るのが一番だと思いますね。

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まごころ整体院

〒921-8812

石川県野々市市扇が丘31-29

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