自己紹介
紺谷 信介(コンヤ シンスケ)
整体師、柔道整復師
勤務経験:総合病院整形外科、接骨院、リハビリ施設
はじめは「施術者がどんな人なんだろう?」と不安な方もいらっしゃると思います。
すこしでも人となりがわかってもらえるよう、長々と書いております。
施術中は自分の余計なことは喋りませんのでご安心ください(笑)

〜学生時代からメンターとの出会い〜
石川県で生まれ、高校の途中で引っ越しをするまで松任で過ごし、それからは野々市に住んでいます。
もともと我慢強い性格だったのか、高校生で虫垂炎になったときに、半日近く我慢したせいで救急外来を受け、入院即オペとなりました。「もう少し遅れていたら腹膜炎になっていたよ」とオペ後言われる。
また、これもなんでも我慢してしまう性格がもたらしたのか、メンタル的にまいっていた時期もありました。
経験から学んだことは、無理をしすぎないということと、わからないことは専門家に任せるということです。
若いころはちょっと勉強ができたぐらいで、傲慢な部分もありました。
ある医療関係者に出逢い、幅広い知識の豊富さと人間性に感動し、救われました。
この人との出会いや、生き方のヒントは、いまも活きています。

〜情報化時代をどう生きるか〜
現代は印刷物が毎日大量に刷られ、テレビやインターネットと、情報が氾濫・錯乱している時代です。あふれかえる情報に、かえって混乱してしまうこともあるんじゃないでしょうか。多すぎる選択肢は人を幸せにしないと言われています。
立場や環境により、わからないことでも、ものごとを決めつけて言ってしまう人がいます。それは危険なことだと思うんです。
たとえば私が薬のことを聞かれたら、はっきりわからないと答えます。医師でも薬剤師でもないからです。もちろん医療従事者の立場としてわかることは答えますが、突っ込んだことは言えません。
わからないことは、信頼の置ける専門家に聞くのが一番です。セカンドオピニオンも当たり前にできる時代です。ただ、原因や治療方針がよくわからなかったり、慢性症状の場合だとすぐには改善がみられないこともあるので、やみくにもどこでも駆け込みたくもなります。これをドクターショッピングと言いますが、経過観察もやり直しになるなど、かえって回復を遅らせてしまうことにもつながります。腰を据えてじっくりと取り組むことも大切です。
わたしの専門はからだの痛みや不調です。主に慢性痛と言われるものを診ています。
もっとも主訴の多い腰痛は、85%が原因不明といわれています。ヘルニアや脊柱管狭窄症などはっきりした病名はつけられないものです。これは筋肉や関節が正常の状態や動きから逸脱してしまったために起こるものです。
たとえば日頃の悪い姿勢は筋肉の緊張、短縮を起こし痛みを誘発させますが、骨折などのケースをのぞけば、ほとんどが筋肉のインバランス、全身のバランスの乱れによって引き起こされています。

〜消えなかった独立志向〜
進路について考える10代のころから、ひとりで仕事をするという漠然としたイメージをもっていました。
一度興味のあった分野に勤めるものの、いろいろと納得や我慢ができません。
これは自分で納得のできる仕事をしないとやっていけない!(笑)と思い、独立できる仕事、資格などを調べはじめる。
父が医者だったこともあり、医療系で開業権のある柔道整復師を志す。北信越柔整専門学校で3年間学び、ぶじ国家資格を取得。
開業医だった父のDNAが濃かったのかもしれません。父を知っているひとは会う人会う人が私をみると「そっくりだ」と言います(あくまで見た目)。
はじめは自分に向いているんだろうかと考えていた時期もありましたが、「いろんなところに行って治らなかったけど、先生の施術で治った」という言葉をいただくと、非常にうれしい気持ちになり、やりがいも感じます。
資格取得から5年のあいだに、整形外科、接骨院、リハビリ施設の3つの現場で学ぶ。
2017年4月、野々市市扇が丘にまごころ整体院を開く。

趣味
・読書……からだについての情報収集は日々していますが、もともと小説やマンガが好きでした。作家でいうと村上春樹の世界観が好きで、翻訳した作品もいくつか読んでいます。
・音楽……邦楽から洋楽、クラシック、K-POPと雑食でしたが、リラックスしてもらうため、施術中はじゃまにならないようなものをセレクトして流しています。
・ゴルフ……なにかをすこし変えただけで、打つボールがまったく違ってくるのが、難しくて面白いところだと思います。年を重ねると集中する機会も減ってきますし、そういう意味でも役に立つかもしれません。
・プロ野球……これまでいろいろ試しては放り出してきたなかで、ある特定球団への熱だけは冷めずに応援し続けています。チケットも取れないほどの最近の盛り上がりには少々困惑しております(笑)
