身体の硬さ・柔らかさの違いは、筋肉の柔軟性によるものということを以前こちらのブログ「からだが硬いってどういうこと?」に書きました。
では、「動きが柔らかい」とはどういうことでしょう?
たとえばゴルフや野球の素振りでも、スイングが柔らかいな〜と思う人もいれば、硬いな〜と思う人もいますよね。
これは、筋肉の柔軟性による可動域の違いもありますが、
同じ可動域内での動きの硬さ・柔らかさの違いは、
「うまく力を抜けているかどうか」によります。
筋肉は、ある動きとは反対方向の作用を持つ筋肉が存在します。
たとえば、
腕だと、「上腕二頭筋」と「上腕三頭筋」。
体幹だと、「腹筋」と「背筋」。
太ももだと、「大腿四頭筋」と「ハムストリングス」。
という具合です。
その反対の作用を持つ筋肉を、拮抗筋(きっこうきん)といいます。
柔らかい動きのためには、拮抗筋の力を抜くことが大切なんです。
力いっぱいスイングすると、かえってミスをしたり飛距離が出なかったりしますが、それは余計な筋肉にも力を入れて働かせるからで、しなやかな動きができずに、スイングスピードが遅くなったりするからです。
この「脱力感」が、大切なんですね。
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まごころ整体院
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