からだが硬い人、柔らかい人がいます。
それってどうしてでしょうか?
「からだが硬い」とは「関節を動かせる範囲=関節可動域が小さい」ということです。
関節可動域の大小は、その関節をまたぐ筋肉や腱によって左右されます(腱とは骨に付着している筋肉の端の部分です)。ちなみに、骨そのものと柔軟性は関係しません。
それらの柔軟性には先天的な個人差は多少あるものの、筋肉と腱は自分で動かすことである程度までは柔らかくなり、なにもしなければ硬くなります。
ストレッチやスポーツで柔軟性が向上するのはこのためです。
例えば、立った状態で体を前に倒したとき、両手が床につかない人はほとんどの場合、太もも裏のハムストリングという筋肉群が硬いことによります。
筋肉が硬くなったままの状態が続くと、筋肉や腱だけでなく、関節まわりの組織まで硬くなってしまうため、関節はより硬い状態になります。
とくに体幹はもともとの可動域が小さいため、動きが意識しにくく、より硬くなりやすい傾向にあります。体幹の筋肉や関節が硬くなると、腰痛などの原因にもなります。
筋肉の硬さは痛みの原因になるケースが多いので、硬い自覚がある人は整体を受けたりストレッチをするなどのメンテナンスをおすすめします。
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まごころ整体院
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