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整体院でからだのメンテナンス

「何となく調子が悪い」といった、病気ではないけど健康とも言いづらいという心身の状態を、東洋医学で「未病」といいます。よく経験がある方も多いと思います。

そして、未病の状態から治療を始め、治してしまうことを「未病治」といいます。

 

一般的に心身の不調は、長い期間かかったもの(慢性病)よりも、かかったばかりのもの(急性病)の方が治しやすく、治りも早いです。

 

■虫歯での苦い思い出

わたしは小さい頃よく虫歯になっていました。二十歳ぐらいの時、ずっと放っておいたせいで、大きく歯を削ることになってしまい、だいぶ痛い思いをして後悔しました。それからは半年に一度歯科に行き、自分でもケアをするようになったので、大きな虫歯もせず、見つかっても小さいうちに取り除いています。そのおかげでお金も時間もかからず、なにより痛い思いをしなくなりました。

 

痛いときになんとかするのも整体院の役目ですが、普段の「メンテナンス」も大事なことです。

不快感や痛みなどは、身体に何かの異常があって、ケアをしてほしいというサインです。まずはその声をしっかり聞いてあげましょう。

すべてではありませんが、痛みの症状は、筋肉の緊張、いわゆる「筋肉の凝り」が原因であることが多いものです。

 

そうした凝りができると、筋肉の中を走っている血管を圧迫し、やがて体全体の血液の流れが滞ります。

 

私たちの体は、全身に新鮮な血液と酸素を供給して、いらなくなった老廃物と二酸化炭素を排出する血液循環システムのもとで成り立っています。

 

そのため、上記のような状態が起きると、そのシステムを正常に発揮できなくなり、いろいろな障害と病気を引き起こしてしまいます。つまり、私たちが健康を維持するには、いかに血液循環をスムーズにしていくかが大切です。

​血液やリンパの流れが滞ると、冷えやむくみにもつながります。ホルモンは血液を通して運ばれますから、体内環境にも関わってきます。

自分自身で筋肉の凝り、老廃物を取り除くには限界があるため、定期的に施術を行い、「不調をリセット」しておくことは、日々の生活を快適にして、自分をより魅力的にすることにもつながります。

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