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​マッサージの歴史とはたらき

マッサージというと「慰安」のイメージを持たれるかもしれませんが、治療的価値も見いだすことができます。

 

わたしは一応資格をもったプロですので、治療的意味合いを込めて行っていますが、慰安の要素もつよく、双方が合わさることでより効果の伴ったものになると確信しています。

マッサージは世界最古の治療法のひとつで、不安の軽減や免疫力の強化、痛みの緩和に驚くべき力を発揮することは現代科学でも認められています。

西洋のマッサージの起源は古代ギリシアとローマにさかのぼります。医学の父といわれるヒポクラテスが師とともに、関節や筋肉に手技を施す意義や運動の治療的価値について記しています。

触れあう感覚である触覚は深遠な感覚で、ストレスや緊張、不快を和らげ、癒しや喜びを与える無限の力があります。

マッサージは健康維持に役立てる方法で、数千年も前から用いられてきました。

■筋肉・関節へのはたらき

筋肉の痛みや疲労をとる。

短縮した筋肉を伸ばし、からだの柔軟性を高める。

筋肉と筋膜のストレッチを促し、筋痙攣(こむら返り)を起こしにくくする。

筋肉の緊張をとり、筋肉に深いリラクセーションをもたらす。

運動前の筋肉の状態を整え、怪我を予防する。

弱い筋肉の調子を整える。

関節の痛みを和らげる。

関節を緩めて、可動性を高める。

姿勢を改善する。癖を治す。

■内臓系へのはたらき

血行・リンパを促進し、老廃物の排泄を促す。

体に溜まった毒素を解放して、酸素や栄養素が組織に届きやすくする。

冷えた四肢末端を温める。

浮腫(むくみ)を軽減する。

ホルモンや神経伝達物質のバランスを整える。

呼吸を遅く、深くする。

セルライトによる皮膚表面の凹凸を改善する。

■メンタルへのはたらき

リラクセーションを促し、不安、不快、ストレスを和らげる。

閉じ込められていた緊張を解放する。

睡眠の質を向上させて、不眠を改善する。

筋肉の緊張だけでなく、考え方のせいで漂っていた生命エネルギーの流れを活発にする。

過剰になった自意識を元に戻す。

心身を落ち着かせ、心を安定させる。

平和感、調和感を高め、喜びと幸福感をもたらす。

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